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その他 2022/05/30
「ひとり暮らしをしようとしているけど、1DKが良くわからない!」
「同棲するのに1DKはアリなのかな?」
「結婚したてで最初は1DKがいいかも」
このような形で不動産屋のホームぺージで1DKのお部屋を探そうと思っても、1DKのことが良くわからない人が多いのではないでしょうか。
本記事では、不動産物件探しでもよく目にする「1DK」について、基礎的な知識から部屋の選び方、使い方のコツについてお話していきます。
1DKという言葉は不動産屋の間取り図に記載されている言葉として見かけることが多いでしょう。
1DKは、1つの部屋の中に以下の間取りがある部屋のことを指します。
• 1部屋(寝室)
• ダイニングキッチン
寝室や居間として使える1部屋に加えて、キッチンのスペースが広くとられており、椅子と机を置けば食堂にもなる部屋がついているのが1DKです。
寝るところと食べるスペースが分けられているため、メリハリを付けたい場合におすすめできる間取りでもあります。
日本では、ダイニングキッチンの最低限の広さがルール化されているんです。
公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会の不動産広告のルールによれば、間取りが1DKの場合、寝室に使う居室が1部屋の場合はダイニングキッチンの広さが
• 4.5畳以上8畳未満
と決まっています。
1DKの部屋を不動産屋で探す場合、1LDKと比較することが多くなるでしょう。1LDKとは、1つの部屋の中に以下の間取りが存在します。
• 1部屋(寝室)
• リビング・ダイニングキッチン
つまり、寝室となりうる1部屋の他に、居間と食堂とキッチンが混在した「リビング・ダイニングキッチン」がついた部屋が、1LDKの部屋です。
来客が多くある場合や家で過ごす時間が長い人は、1LDKだと生活スペースと寝るスペースを区切って利用できます。
1DKの不動産は、以下の人たちに向いています。
仕事が忙しいが、週末に料理をするのが趣味という具合に、キッチンを活用したい人にとって、1DKの部屋はまさに理想の間取りと言えます。
また、一緒に寝ることが苦でない同棲カップル、荷物が少ない新婚カップルにも向いていると言えます。
ひとりひとり生活スタイルは異なりますので、ダイニングキッチンが1部屋分あることによって、自分の生活スタイルに影響があるかどうかをしっかり把握することが大切です。
1DKの部屋を探すにあたり、一番良いのは複数の不動産屋を利用して部屋を探すことです。
1DKの部屋は最低限のダイニングキッチンの広さが決まっているものの、部屋全体の広さに大きなばらつきがあります。
また、間取りによっては確認しておくべきこともありますので、この項目で1DKの部屋の選び方や使い方のポイントを押さえておきましょう。押さえる項目は5つです。
1DKの部屋を不動産屋で探す場合は、築年数を把握しておくことが大切です。
1DKは1990年代に流行し始めた間取りです。そのため、1DKの部屋は新築が少ない場合があり、外観や内装がやや古びた状態である場合も考えられます。
初期設備であるエアコンやキッチンが古い場合もありますので、築年数の確認と初期設備がどうなっているかは不動産屋へ直接確認をしたり、不動産物件内覧の際に必ず確認しておきましょう。
1DKに限らず、物件のどこに日差しが入るのかはチェックしておきましょう。
1DKの間取りによっては1部屋だけにしか日差しが入らず、寝室となりうる部屋の扉を解放しないとダイニングキッチン部分に自然光が入らないこともあります。
寝室スペースとダイニングキッチンスペースと分けたい人にとっては、これではワンルームと変わりありませんよね。
間取り図だけでは部屋からの日差しがどのように入るかどうかは分かりにくいため、実際に不動産屋の内覧に行くことで、理想の1DKの部屋を見つけることができます。
玄関・水回りのチェックも欠かさないようにしましょう。
1DKの不動産は、バス・トイレが別に設置されていることが通常ですが、バス・トイレの間取り次第ではハダカでダイニングキッチンをうろうろしなければならないパターンもあります。
また、玄関から寝室となる部屋までの距離が遠い場合、仕事が忙しくて早くベッドに行きたい人にとっては苦痛でしょう。
ご自身の生活スタイル、一緒に住む人がいる場合は互いの生活スタイルと間取りがピッタリ合致するかをよく話し合いながら1DK物件を探すことをおすすめします。
単身者によくあるのですが、1DKの様に広いダイニングキッチンを使うかどうかを見極める必要があります。
前述の通り、1DKにおけるダイニングキッチンの広さは4.5畳以上8畳未満と広めにとられています。
つまり、普段から全く料理をしない人にとって、ダイニングキッチンの広さは無駄なスペースになってしまいがちなのです。
本当に広い食堂兼キッチンが必要なのか、ダイニングキッチン部分がない1Kタイプのほうが良いのか等、あなたの生活スタイルとよく相談しながら決めていきましょう。
既に家具類があって1DKへの物件へ引っ越しを考えている場合、お持ちの家具が1DKの間取りにピッタリなのかも考えていかなければなりません。
1DKとはいえ、寝室スペースは千差万別です。
全体の広さが25㎡の場合だと部屋にソファを設置するのが難しいですし、収納スペースにも限りが出てきます。
1DKで過ごしやすいと言われているのが、広さが35㎡。この広さは1DKの平均と言われていますが、コンパクトサイズの家具を置かないと圧迫感が出てしまいます。
このように、実際に検討をしている1DKの物件の全体の広さと手持ちの家具とのバランスを考える必要があります。
心配な場合は、内覧時に部屋の実寸を測ったり、不動産会社の担当者に相談しましょう。
1DKの部屋は、使い勝手によってはとても過ごしやすい部屋へと早変わりしますが、一方で料理をあまりしない人にとっては実は不向きな物件でもあります。
部屋探しの場合、ついついひとつの不動産会社にお願いしがちですが、より自分にピッタリいな1DKのお部屋を探すためには、複数の不動産屋への相談がベストです。
問い合わせだけでは費用が発生しませんので、複数の物件を内覧しながら比較検討することで、より理想的な1DKの部屋に巡り会うことができます。
1DKの特徴とポイントを押さえながら、実際に住んだ時に快適かどうかの間取りや家具の配置を想像しながら、自分の生活スタイルにピッタリ合った1DKの部屋を探しましょう。
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