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【不動産の基礎知識】2LDKってどんな間取り?

その他 2022/05/27

アパートやマンションなどの不動産を購入あるいは賃貸の契約を結ぶとき、どのくらいの広さがいいのか、どんな間取りが適しているのか、いろいろ考えるものですよね。

そこで、選択肢のひとつとして人気があるのが2LDKのアパートやマンション。

間取りを見ているとき、同じ2LDKなのに何となく雰囲気が違うことに気が付いた人も多いのではないでしょうか。

そこで、不動産の基礎知識として、そもそも2LDKとはどんな間取りを指すのか解説したいと思います。

 

【不動産の基礎知識①】応用がきく2LDK

ひとことで2LDKと言っても、間取りのヴァリエーションがとても豊富なことが特徴です。

家族に人気の2LDK

2LDKは、ふたつの部屋、リビング、ダイニング、キッチンから構成される間取りのこと。リビングとは居間のことで、家族の団らんのための使われる広めの空間です。

食堂を意味するダイニングは、家族で食事をとるためのテーブルなどが置かれたところ。キッチンは、文字通り料理をつくる台所で、ダイニングの近くに配置されます。リビング、ダイニング、キッチンをあわせて8畳以上であることがLDKの基準。

一定の広さがあるため、とくにカップルやファミリー世帯に人気の間取りです。

さまざまな家族構成に適応できるため、アパートやマンションなど集合住宅の主流の間取りとなりました。

リビングを軸に選ぶのがポイント

リビング、ダイニング、キッチンによるLDKタイプの物件を選ぶとき、検討の軸にしたいのがリビングです。

リビングは、カップルやファミリーの憩いの場となるため、「リラックスできそう」「ゆったりできそう」など、居心地の良さを重視することが大切。

どのように使用するのかにより、適したリビングの広さや位置、さらには形などが変わってきます。

テレビ、ソファ、テーブルなどが置かれたリビングで、リラックスしている自分や家族を想像してみると、使い勝手の良さが判断できると思います。

【不動産の基礎知識②】ハーフリビングタイプ

2LDKのなかで最も多いのが、バルコニーに面しているリビングと部屋がある、ハーフリビングタイプです。

日当たりがよい2LDKタイプ

ハーフリビングタイプは、部屋のひとつとリビングの片側がバルコニーに面していることが特徴。バルコニー側の窓から太陽の光が差し込むため、部屋のなかを明るく保てることがメリットです。

リビングからバルコニーにそのまま出られることから、洗濯物を干したり取り込んだりする際にも便利ですね。

また、バルコニーに面していない部屋は、集合住宅の共有通路側にあることが多数。日当たりに難はあるものの、リビングとつながっていないため、寝室に適しているでしょう。

ハーフリビングタイプのチェックポイント

2LDKのなかで、ハーフリビングタイプの物件に絞るときは、リビングの広さを重点的にチェックすること

バルコニー側の長さによっては、リビングのスペースが十分に確保できないことがあります。
リビングには、テレビ、ソファ、テーブルなど、大きな家電や家具を置くと思いますので、窮屈な状態にならないかチェックしておきましょう。

ゆとりあるレイアウトを実現するために、新しく購入する家具や家電の量やサイズを工夫することも一案です。

【不動産の基礎知識③】メゾネットタイプ

一戸建てのような独立性を求めるなら、2階分のスペースを利用できるメゾネットタイプの間取りがおすすめです。

一戸建てのようなメゾネットタイプ

メゾネットタイプの2LDKは、玄関先あるいはリビング・ダイニングに階段から2階にのぼって、ふたつの部屋に行くというもの。形態としては集合住宅になりますが、実質一戸建てのような感覚で住めることが特徴です。

2階にある部屋を寝室や仕事場とすることで、生活にメリハリを付けられることも、メゾネットタイプのメリットでしょう。

もともとメゾネットタイプの2LDKは、高級感あるデザイナーズマンションなどで多く採用される間取りでした。

しかし最近は、土地を広々と使える郊外の賃貸アパートで、メゾネットタイプを見かけることも増えています。

ルームシェアで活用されることも

ひとり暮らしでメゾネットタイプに住むと、部屋を広々使える点はいいのですが、2階の部屋が物置のようになってしまうことも。

とくに女性が一人暮らしでこのタイプの物件に住むと、夜に2階にあがるのが怖いなど、住みづらさを感じてしまうこともあると思います。

そのため、メゾネットタイプの2LDKは、ファミリーあるいはルームシェアによる利用が適しているでしょう。

ただし、2階にある二つの部屋は、ひとつはバルコニーに面しているものの、もう一方が暗くなりがちなので、使い分けに注意が必要です。

 

【不動産の基礎知識④】フルリビングタイプ

リビングとダイニングを明るく広々使いたい人は、フルリビングタイプの間取りに的を絞って選ぶといいでしょう。

寝室よりリビング重視の人向け

フルリビングタイプの間取りの特徴は、バルコニー側の間口をいっぱいに利用している点。太陽の光を最大限に取り入れられるため、リビングは明るく開放的になるでしょう。

家具や家電を広々と置けることもあり、リビングの快適さを追求したい、こだわりの家具や家電を置きたいという人におすすめ。

とはいえ、リビングが広くなるぶん二つの部屋は狭くなり、どちらもバルコニーに面していないため暗くなりがちです。

そのため、寝室や子供の勉強部屋、趣味の部屋を必要とする人におすすめです。

ゲストルームとしての利用も可

ひとり暮らしや夫婦のみで生活する場合、持て余す部屋が出てくることも多いと思います。

そこで、リビングの快適さを重視してレイアウトし、特段用途が見つからない部屋は、ゲストルームとしてキープしておくことも一案

リビングが広いため友人を招きやすく、さらにゲストルームで一泊してもらうことも可能。

ひとり暮らしで2LDKだとちょっと持て余すのでは…そんな心配がある人は、フルリビングタイプに注目してみてはいかがでしょうか。

【不動産の基礎知識⑤】ワイドスパンタイプ

リビングと二つの部屋の計3つが、バルコニーに面して横並びになっているのがワイドスパン型と呼ばれる間取りです。

全ての部屋を快適に使いたい人向け

これまで紹介した2LDKの間取りの場合、どうしても光が差し込まない、狭くなるなどのデメリットがある部屋が生じがちです。

そこで、すべての部屋に平等な快適性を求めている人は、バルコニーに3つが横並びになっている間取りを選ぶとよいでしょう。

ワイドスパンタイプは、リビングとダイニングのスペースを経由して、キッチンや二つの部屋に行き来できることが特徴。

廊下がないタイプが多いため、居住スペースを効果的に使いたい人におすすめです。

用途に応じてアレンジできることも

ワイドスパンタイプの2LDKは、リビングを通ってそれぞれの部屋に行くため、部屋の独立性を重視する人には不向きです。

また、リビングにそれぞれの部屋が面しているため、人によっては就寝時に生活音が気になるかもしれません。

一方、リビングを経由する間取りを活かして、各部屋を子ども用として使えば、コミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

なかには、リビングと二つの部屋のあいだにある壁が可動式となっており、ひとつのスペースにできる物件もあります。

こだわりの用途がある人は、ワイドスパンタイプの2LDKに注目すると、思いがけず自分のニーズにマッチする物件が見つかるかもしれません。

まとめ

不動産物件を探すとき、2LDKで検索すると想像以上にヴァリエーションに富んだ間取りが出てくると思います。

2LDKと言っても、そのタイプはさまざまですので、間取りが掲載されていたらしっかりチェックするようにしましょう。

そうすることで、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、自分にぴったりの間取りを見つけられると思いますよ。

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