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明治時代の不動産を事業で使いたい!古民家物件の探し方おすすめ3つ

その他 2022/05/27

最近はレトロブームに火がついていることもあり、事業で利用するために古民家に特化して物件を探す人が増えています。

古民家にはさまざまな築年数がありますが、なかには明治時代に建てられた物件にも出会えることもあります。

明治時代の古民家は、現代の家屋とは異なるアピールポイントがあるため、ユニークな事業展開につなげられることもあるでしょう。

そこで、明治時代の不動産を事業で使いたい人に向けて、おすすめの探し方を3つご紹介します。

 

明治時代の古民家の特徴

おすすめの探し方をご紹介する前に、明治時代の古民家にはどんな特徴があるのか解説します。

土地と家屋がかなり広い

明治時代は、外国人の居住者が増えてきたことから、西洋の建築スタイルを取り入れた洋館が流行します。

一方、一般の人々が暮らしていたのは、江戸時代の伝統を継承している古民家。とはいえ、暮らしやすくするために増築したり改造したりしているため、凝った造りになっていたり、かなりの広さを誇る古民家も少なくありません。

商家が利用していた古民家であれば、商売の名残を感じさせる間取りになっていることも。あるいは、広大な土地、畑、山などがついている元農家の物件に出会えることもあります。

内装が和洋折衷のことも

明治時代から大正時代にかけて、日本人のライフスタイルは徐々に西洋化していきます。

その影響もあってか、明治時代の古民家は、外観は純和風であるものの、内装の一部が西洋風になっていることもあります。

とくに、レトロモダンの代名詞である和洋折衷は女性人気がとくに高いため、事業での利用価値があるでしょう。

明治時代の物件の探し方①:専門サイトをチェック

明治時代に建てられた古民家を探すながら、古民家専門あるいは田舎の物件専門のサイトをのぞいてみるといいでしょう。

激安物件から高級物件まである

古民家と言っても、100万円を切る激安物件から、リフォーム済みの1000万円を超える高級物件まで、幅広く取り扱われていることが特徴

その一例となるのが「田舎ネット.日本」。北海道から沖縄まで全国の古民家情報にアクセスできる、田舎暮らしを支援する総合サイトです。

100万円を切るものは、大部分はリフォームの必要性があるものの、大部分の床面積は広いため、思い切ってフルリフォームすることも一案です。

地域固有の古民家の工法もチェック

「田舎ネット.日本」では、全国の古民家が取り扱われているため、写真を通じて地域ごとの工法の違いなどもチェックできます。

関東エリアと沖縄エリアで売り出されている古民家をくらべると、雰囲気からしてまったく異なることに気が付くでしょう。

どの地域に古民家を選ぶのかで、事業における活用方法もだいぶ変わってきます。そこで、事業のエリアが決まっていない人は、複数の地域の古民家を見ておくと、いろいろな構想が広がると思います。

明治時代の物件の探し方②:地元ネットワークを活用

不動産の売買をあっせんするサイトを利用せず、地元ネットワークを活用することで、市場に出回っていない古民家に出会えることもあります。

古民家を手放したい人は多い

古民家の所有者は年配の人が多いため、誰も住んでいないにも関わらず、対応に困っているケースが少なくありません。

また、そのまま放置されているのを近所の人が心配し、買いたいという旨を伝えたら、所有者に連絡を入れてくれることもあります。

なかには、先祖代々の家をそのまま残したいため、形をある程度は残してくれるなら格安で売ってもいいという、売り主固有の条件があることもあります。

地元のネットワークを活用することで、さまざまな事情で市場に出回っていない古民家が出てくる可能性は十分にあります

自分の足を使って古民家探し

地元のネットワークを活用する場合、自分が目星をつけているエリアに、なんども足を運ぶことが必須。専門の業者の仲介を入れないぶん、時間と労力がかかると考えたほうがいいでしょう。

また、市場に出回っていない情報にアクセスするため、地元の人とある程度は仲良くなることも大切。

価格などの交渉や契約や引き渡しにかかわる手続きも、基本的に自分でやる必要があります。そのため、不動産の売買に関する基本知識を得ておくことが大前提になるでしょう。

 

明治時代の物件の探し方③:地元不動産屋でもOK

とくに地元密着型の不動産屋は、地元ならではの古民家情報を持っていることが多いため、問い合わせてみる価値はあります。

築年数不明の物件に可能性あり

不動産屋の物件には、古いことは分かるものの、正確な築年数が分からないものがあります。そのような物件のなかに、明治時代に作られたであろう、レトロ感満載の家屋が含まれていることがあります。

そのため、築年数だけで調べるのではなく、自分のニーズにあった物件が売りにだされてしないか、実際に問い合わせてみるといいでしょう。

古民家に特化したインスペクションも有り

明治時代の古民家となると、仲介に入っている不動産屋も、その品質を保証することはできません。そこでおすすめなのが、古民家に特化したインスペクションを実施すること

できるだけ良い状態で古民家を維持するため、これから必要なメンテナンスに関するアドバイスを古民家鑑定士がしてくれます。

インスペクションを依頼したいと思ったら、地域の古民家再生協会に問い合わせてみることで、古民家鑑定士を派遣してくれます。

インスペクションの結果が出てから、古民家を購入するかどうか、購入後にどんなリフォームをするのかなど、考えてみてもいいと思います。

明治時代の古民家の活用方法

ここまで、古民家を探すための3つの方法をご紹介しましたが、最後に明治時代の古民家の活用方法についておさらいします。

セカンドハウスとして貸し出す

ここ最近は、都会を離れて田舎で暮らしたいと思っている人が、世代を超えて増えてきています。

そこで、田舎暮らしを満喫するためのセカンドハウスとして、リフォーム済みの明治時代の古民家を貸し出すことも一案

なぜなら、田舎に完全移住する勇気はないものの、週末や長期休暇中だけ田舎でのんびりしたいという人が増えてきているからです。

広い土地がついているのなら、農地付きの借家として貸し出してみてもいいかもしれませんね。

カフェとしての利用も人気

比較的にアクセスしやすいところに古民家があるなら、そのレトロな外観や広さを利用して、カフェとして利用することもできます。

ある程度の広さの土地があれば、駐車場として利用できるため、駅前でなくでも十分に可能性があります。

古民家の雰囲気に合わせたテーブルやイス、小物類を買いそろえれば、オリジナルのレトロなスペースができあがり。

畑付きの物件であれば、そこで収穫した自家製の野菜を、カフェのメニューで利用することもできそうですね。

 

まとめ

古民家を事業で使う場合、見た目や広さはもちろんですが、安全性や快適性も大切です。

また、事業の内容によっては、立地や交通手段も考慮しないと、集客につながりません。

丈夫に作られていても、古い家であることには変わりないため、購入後にどの程度のリフォームが必要なのか、リフォーム済みであればしっかり工事されているのか、念入りにチェックすることも必要になるでしょう。

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