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その他 2022/05/27
不動産屋で住宅探しをするとき、ほとんどの人は内部見学(内見)をする流れになります。
気になる物件を見に行き、その外部や内部を細かくチェックして、問題がないと判断したら購のための契約に進みます。
住宅は決して安い買い物ではないため、スムーズに内見したいものですよね。
そこで、不動産屋で住宅探しをするとき、チェックしておきたいポイントを5つご紹介します。
住宅を探すうえで必ずチェックしておきたいのが日当たりや室内の温度です。
インターネット上の情報で、南向きや北向きなどの方角を把握できるため、ある程度の日当たりの具合は分かります。しかしながら、実際に住宅を見ないと、日差しの強さや室内の明るさは把握できません。
住宅の日当たりは、洗濯物を干す、冷暖房器具を設置するなど、その後の生活に少なからず影響します。図面上は日当たりに問題なさそうに見えても、隣の家やマンションに遮られて、日陰になってしまうこともあります。
日当たりが気になるようでしたら、不動産屋に依頼して複数の時間帯に内見を入れてもいいでしょう。
季節ごとの日当たりも念頭に置いて住宅をチェックすることも大切です。
日差しの強い夏に内見をして、日当たりがいいと判断したものの、冬になって室内が暗くなってしまうこともあります。
夏の日差しが強すぎると、快適どころか夏バテの原因になってしまいます。そこで四季の変化を念頭に、日当たりの良しあしを評価することがポイントです。
もうひとつのチェックポイントが住宅の間取りです。生活にかかわる備品の配置にも関わりますので、念入りにチェックすることをおすすめします。
居住中でない限り、不動産屋で内見をしている時点で、住宅には何も置かれていません。
部屋は広く感じられたにもかかわらず、いざベッドを入れてみたら、せま苦しい状態になってしまった…というのはよく聞く話です。
そこで、ソファ、テレビ、テーブル、本棚、冷蔵庫、洗濯機などの家具家電を、実際に部屋に配置したらどんな具合か、シミュレーションすることがおすすめ。
内見の日程が決まったら、持ち込む予定の家具家電のサイズを測ってリスト化しておきましょう。
不動産屋の担当者がメジャーを持ってきてくれますが、自分で用意しておくと安心です。
コンセント、テレビ線、電話線の位置もチェックポイント。
住宅によっては、これらの導線の配置が非常に悪く、入居後に苦労することがあるからです。
中古住宅であれば、エアコン、照明器具、コンロ、セキュリティ関係の設備の有無もチェックすること。
以前の所有者のものが設置されていたら、そのまま使えるのか、撤去されるのか、不要な場合の対応などを不動産屋に確認しましょう。
リモートワークでネットが必要不可欠、日ごろから電子機器の使用頻度が高い人は、電波状況のチェックも忘れないようにしましょう。
通話やインターネットの電波は、当たり前のようにあると思われがちですが、住宅が鉄筋コンクリート造り、あるいは鉄筋コンクリート造りのマンションに囲まれているときは要注意。
鉄筋コンクリートがあると電波が遮断されてしまい、部屋によっては電波がまったく届かないことがあるからです。
部屋に加えて、浴室やトイレ、1階・2階、玄関など、あらゆるポイントをチェックしておきましょう。
住宅自体は気に入ったとしても、インターネットの利用頻度が高い人にとって、電波が届かないのは死活問題です。
駅前の便利な立地にあるにもかかわらず、さまざまな条件の重なりにより、電波が遮断されるケースも少なからずあります。
ほかの条件は気に入っているのに、電波だけの問題で購入をあきらめるのは、もったいないですよね。その場合、回線やルーター、あるいはポケットWi-Fiなどの設置により、電波の状況を改善することを検討してみてもいいでしょう。
住宅探しをするときに徹底的にチェックしたいのが欠陥箇所。欠陥住宅だと発覚したら、補修代金や損害賠償の請求、場合によっては契約の解除の手続きをするなど、さまざまな負担が発生します。
テレビの特集などでよく目にするのが住宅の傾き。パッと見た感じではまったく分からず、実際に生活を始めて気が付くケースも少なからずあります。
わずかに傾いた住宅で生活していると、頭痛やめまいなどで体調を崩すこともありますので、さまざまな視点からチェックすることをおすすめします。
昔からよくあるのが、部屋にビー玉を置くというもの。それ以外にも、ドアや扉の立て付けの不具合から、住宅の傾きや歪みが発覚することもあります。
目視には限界がありますので、センサー機能にて床の傾きを確認できる「傾斜測定アプリ」を活用することも一案です。
不動産屋を通じて中古住宅を探しているなら、耐震性を念頭に置いておくことも必要です。
1981年の6月以降に建てられた建物なら、新しい耐震基準をクリアしているため、基本的に安心ですが、築年数により若干の基準変更が加わっています。
1981年の6月以前:震度5強程度で倒壊しない強度
1981年の6月以降:震度6〜7程度の地震でも倒壊しない強度
2000年以降:建築基準法改正で細かい項目が追加
建築基準法により改正されたのは、地盤調査の義務化、梁、柱、筋交い等で使う金具の素材指定などです。
生活の利便性を重視するなら、住宅のまわりの環境を把握すること。不動産屋の担当者に頼めば、ひと通りの施設やお店を案内してくれるでしょう。
まずチェックしたいのが最寄り駅までの距離。歩いて行けるのか、自転車で行けるのか、それともバスに乗る必要があるのか、しっかり確認したいところです。
スーパーやコンビニなどの買い物施設、学校や市役所などの公共施設が充実しているとポイントアップとなります。
日ごろから外食する習慣がある人は、飲食店の雰囲気が好みに合っているのかも確認しておいたほうがいいでしょう。
ご近所さんの様子を知るためには、まずは不動産屋に雰囲気を聞くこと。そのうえで、エリアごとに設置されている掲示板やゴミ捨て場をチェックしましょう。
注意書きなどから、住宅の周囲でどのような問題が発生しているのか、把握できることがあります。クレームが入っている、ルールが守られていないなどの張り紙が多かったら、要注意人物が近所にいる可能性大。
また、近所に騒音や匂いのもとになるようなお店や施設がないかもチェックしておいたほうがいいでしょう。
不動産屋で住宅探しをするとき、チェックしておきたいポイントは、自分が何を重視したいのかにより異なります。
そこで、内見の予約を入れたら、あらかじめチェックしたいポイントをリスト化しておきましょう。
それを不動産屋に伝えておくと、スムーズに確認作業ができると思います。
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